2011年06月06日

ガン治療に一つの方法として温熱療法!!

ガン細胞は、熱に弱く、39度くらいから弱りはじめ、42度以上になると死滅すると言われています。
それでは、ガンはなぜ熱に弱いのでしょうか?

ガン細胞が増殖するには、正常細胞と同じく、酸素や栄養分を補給する必要があります。
それを届けるのが血液ですが、ガン細胞につながる血管は、周囲の血管から急ごしらえで延長されたものなので、とても不完全な血管なのです。

不完全なためにガン細胞につながる血管は血流のための収縮、拡張を繰り返す調節機能に乏しい為、血流調節がうまく働かないガン細胞に熱を加えると、ガン細胞の周辺では高熱を持続することになります。

そして、酸素不足が起きてエネルギーを生み出す代謝に変化が生じます。
つまり、体内に乳酸が生産され増えて組織が酸性に傾いていき、細胞はますます熱に弱くなっていくのです。
これに比べ、正常な細胞は、42℃以下で300分ほど加温しても死滅しないと言われています。
ちなみに、42度・43度のお風呂というと、少し熱めの温度ですがお風呂に入って身体を温めても正常な細胞が死ぬことはありません。
しかし、熱に弱いガン細胞は、熱を加えることによって弱っていくのです。

ガン細胞が熱に弱い理由はこれなのです。


ガン細胞も、もともとは正常な細胞です。

正常細胞は、体や周囲の状況によって、増えることもあれば、増えることを停止することもあります。

例えば、転んで怪我をして、擦り傷が出来た場合に、正常な皮膚の細胞は傷口を塞ごうとして増殖します。傷が治れば、増殖を停止して元の状態に戻ります。

それに比べ、ガン細胞は身体からの命令を無視して増殖し続けます。この増殖によって、周囲の大切な組織を傷つけ破壊していきます。

ただしその反面、勝手ばらばらなガン細胞は、酸素供給も養分補給も十分ではない状態で増殖を繰り返していますが、無秩序ゆえに、ガン細胞の周辺では乳酸が増え、組織がだんだん酸性になり死滅していきます。

正常細胞は、酸素供給も養分補給も十分に行えている正常な細胞の周辺は、酸性度(pH)がほぼ中性に保たれた状態になっています。

つまり、体温を上げる事で熱に弱いガン細胞は、死滅する事になるので予防にもなります。また、身体を温めることは免疫力の向上にもつながるため、近年ガン治療の一つの方法として、温熱療法が注目を集めています。
また、薬事療法など他のガン治療に比べ副作用がないことも温熱療法の特筆すべきところなのです。

低体温や冷性の方は酵素風呂で体外酵素を摂り入れ免疫力と体温を上げて健康な体作りをして下さい。



Posted by ア太郎 at 19:37│Comments(0)
 
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